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そもそもなぜヨガを始めたのかというと・・・

そもそもヨガをなぜ始めたのか・・・?
ヨガをしている人にはそれぞれにきっかけがあると思います。

私の場合、初めてヨガ教室、というものに行ってみたのは19歳の頃でした。とはいえ、その頃から続けているというわけではなく、次に始めるまでかなり期間があきます。

仲良しだったイギリスからの留学生が通っていて、誘ってくれたので他の友人と一緒に行ってみた、というのが最初です。
札幌で自宅でレッスンをしている先生で、今思えばとても本格的なレッスンだったと思います。ご近所さんが参加しているアットホームな教室でした。小さい頃から体がガチガチに硬かった私はできないことも多くてちょっと大変でしたが楽しかった。少しの間通って、そのうち行かなくなってしまったのですが、「おおお、シャバーサナ(最後に仰向けになって休む屍のポーズ)ってすごいな!宇宙にいるみたい!」と感動したことを覚えています。

そして、その先生が「以前仕事をしていた頃、本当にヨガに助けられたのよ」と話したことがありました。その一言だけで、詳しい話はなかったのですけど。


私にとっては「????」という感じでよくわからないままでした。
その頃は、友達と遊んだり、カラオケに行ったり、学生生活を楽しんでいました。

それから15年以上経ってから、あの頃の先生の言葉を実感するようになりました。

ヨガを習慣にし始めたのは、30代前半。東京に住んでいて、仕事で忙しく、ストレスが溜まり、ジムに通うようになりました。週末は、2時間くらい川沿いをランニングするか、ジムに行き、格闘技系のレッスンに出て、ヨガをして帰る。こうしなければ、しんどくて月曜日会社に行けない、という状況になっていました。


その頃通っていたジムのとあるヨガのレッスンがとても気に入って通っていたのですが、本当に助けられました。日曜の朝、重い体を無理やり起こして這うように通ってました。

19歳の頃にちょこっと通ったヨガ教室の先生の「ヨガに本当に助けられた」という言葉が、そのころに「なるほどねぇ・・・」としみじみ。(もちろん同じ状況とは限らないですけどね)

そんな日々を何年か続けつつ、よもや自分がヨガのトレーニングに行き、レッスンをすることになる、ということはその頃全く考えていませんでした(笑)

私はそもそも考えすぎるタイプで、ああでもない、こうでもないと頭の中がぐるぐるしてしまうのですが、当時ヨガをすることで、それが「すーっ」と軽くなっていたんですよね。悩んでいたことも、人間関係に巻き込まれている感も薄れて、ちょっとすっきりして「ま、いっか」と気持ちが楽になるので不思議でした。

後から思えば、思考でいっぱいの頭が、ヨガをすることで思考が鎮まってクリアになった、ちょっと離れたところから自分を見るような客観的な視点になる、ということなんですが・・・当時の私にとって画期的なことでした。

私がヨガを続けるようになった理由は、毎日の生活がいろいろ楽になった、ということかなと思います。

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